モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ―モモちゃんとアカネちゃんのほん)モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ―モモちゃんとアカネちゃんのほん)
(1974/06/27)
松谷 みよ子

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子供の頃、大好きだった本です。
日本語補習校の図書室にあったので、思わず借りてきました。

はるかはインドネシアン・スピーカーであり、
日本語能力は決して高いとは言えないので、
絵よりも文字の方が多い本はどうだろう? と思ったのですが、
寝る前に読み聞かせてあげたところ、反応は上々。

大・大・大好きだった本なだけに、
細かいところを、自分でも驚くぐらいによく覚えていました。
文章の細部、せりふの細部、挿絵の細部まで。

記憶って、不思議ですね。
長い年月、忘却の彼方に置き去りにしていたくせに。
一瞬で、自分の中に甦った記憶の鮮やかさに感動しました。

モモちゃんのモデルとなった、著者の娘さんは、
私よりは一回りぐらい年上かと思いますが、
今頃、どうされているんでしょうか。

そんなことが、ふと、気になりました。

このシリーズ、児童文学を卒業した年齢になってからも、
続刊が出る度に読んだのですが、 (← 児童文学マニア)
「ちいさいモモちゃん」で、普通によきお父さんとして登場しているパパは、
やがてママやモモちゃん達とは離別し、夭折するんですよね・・・

このシリーズで、「大人の事情」について、
初めて考えるようになった子供は、少なくないのではないでしょうか。
少なくとも、私はそうでした。

実は、かなり深い物語です。